まっくろネリノ

 

 

人形劇団プークによる自主公演「Pat!」参加作品(2010年3月6日〜7日)

ヘルガ=ガルラーさんの絵本「まっくろネリノ」を人形劇にしました。

 

 

華やかな色の家族の中で、ネリノだけまっくろ。

「黒いから」という理由で、きれいな色の兄弟鳥達から仲間はずれにされて、いつもひとりぼっち。

 

「どうしてぼくは真っ黒なんだろう」と悲しむネリノ。

 

ところがある日、兄さん達が捕まって鳥かごに入れられてしまいます。

「たいへん!どうしたらすくってあげられるだろう?」

ネリノは真っ黒じゃなければ出来ない方法でお兄さん達を助け出します。

 

ネリノの知恵と勇気に感動した兄弟達。

今では兄弟仲良くいつも一緒。

 

「もうまっくろくろでも ちっとも悲しくないんだ」

 

 

…というお話です。

 

 

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左がネリノ。右はきれいなお姉さん。人形の写真がこれしかなくて残念。

(稽古中も公演中も余裕がなかったので、誰も写真を撮っていませんでした・・)

 

 

 

これをセリフ無しのブラックシアターで表現しました。

 

 

 

鳥かごに閉じ込められたお兄さん達を助けにいくシーンのイメージ画↓

暗闇だとネリノは目しか見えないので、猫はびっくり!

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ブラックシアターでやるとこんな風になります

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ひとくちにブラックシアターと言っても技術的にいくつかあるのですが、この場面ではブラックライトを使って表現しました。
上の写真は、照明調整の様子をたまたま(!)劇場の方が撮っていたものなので、舞台が遠くてちょっとわかりにくいですけど、

ブラックシアターは色彩をとっても美しく表現できるんです。

 

 

「まっくろネリノ」を再演してほしい、と言ってくださる方が時々いらっしゃるのですが、

ブラックシアターという演劇スタイルは、美術も照明も操演も難しく、照明設備も必要なのでなかなか実現できなくて残念。

いじめが問題になっている今、子ども達に「まっくろネリノ」を知ってもらえたらな、と思っています。

 

 

原作: ヘルガ=ガルラー

美術: 新藤有里 音楽: クノシンジ

音響効果: 吉川安志 舞台監督: 岡本和彦

脚色 演出: 池田あきこ  制作: 山田はるか

人形操演: 山田はるか 佐藤文子 山下二番

 

 

 

劇中歌「ぼくのいろ きみのいろ」

詞: 池田あきこ 曲: クノシンジ

歌: NAGI and ネリノブラザーズ